
見えないところにもしっかりとした材料としっかりとした工法で家づくりをしている工務店をお探しでした。
中古住宅を購入し、リフォームをしようとしたところ、壁の中がボロボロになっているのを見つけたことがきっかけでした。結局、その物件はキャンセルされ、中古住宅や建売ではなく、建てているところが見られる注文住宅に決められたそうです。
プランニングのポイントは限られたスペースの中、広々とした空間を保つこと。極力仕切らず、上下階をつなぐ階段室も開放的になるように計画しました。2階のリビングダイニングには家具の変わりに収納付きベンチを設け、リビングから続くバルコニーには大きな開口からフラットで繋がり開放的な空間を作り出しています。
上下階も吹抜け状の階段で一体となるようにし、パッシブソーラーそよ風を採用することで建物全体を柔らかい暖かさで包みます。
丸窓をシンメトリーに配したファサードは実はカエルのイメージ。町の目印になるようにと、ご主人のアイデアです。