構造材|新宿区の木造住宅を考えるなら100年住宅の大栄工業

大栄工業の工法・素材について

構造材

当社で使用する構造材は全て無垢材。産地から直接仕入れが可能なので、良質な材を手頃な価格でご提供しています。産地から直接仕入れることは、産地は元より樹齢や生産過程など生産者の顔が見える構造材のトレーサビリティーが可能です。だから、自信を持ってお薦めいたします。

大栄工業の使用する構造材の特長

強度

紀州の木材にこだわった構造材|新宿の工務店大栄工業一般的に木材は弱いと思われている方が多いと思います。しかしながら、実は鉄よりも強いんです。重さあたりの強さを比べると引張り(1cm2の断面の棒が何kg耐えられるか)・圧縮(1cm2の断面のサイコロをつぶすのにどれくらいの力が必要か)では、いずれも木のほうが鉄より強いのです。

引っ張り (杉) 2,500kgf/cm2
(鋼鉄) 600kgf/cm2
(コンクリート) 70〜80kgf/cm2
圧縮 (杉) 950kgf/cm2
(コンクリート) 100kgf/cm2

※これは重さあたりに対する強さの数値です。軽くて強い材料なのです。日本の古い神社仏閣などはすべて木造建築で、100年以上建っているものがたくさんあります。そんな神社仏閣も無垢材が使われていますが、構造に全くと言っていいほど問題はありません。また、木の特性を活かした適材適所を活用して耐久的にも優れた建立物となっています。木材は軽くて強い優れた建築材料です。

耐久(朽)性

木はフィトンチッドと呼ばれる香り成分をつくり、発散します。これは「森林の香り」と表現をされ、人間にとって非常に良い効果をもたらします。しかし、その一方でこのフィトンチッドには、木自身を護る働きもあるのです。その中でも昆虫や動物に葉や幹を食べられないための作用や昆虫や微生物を近寄らせない作用、病害菌に感染しないように殺虫、殺菌を行ったりするのです。
住まいの構造材が適度な乾燥状態にあれば、ダニやカビ、シロアリなどを寄せつけません。これは永く住まうということにおいてとても重要な事と捕らえています。

耐火性

みなさんもご存知のように木材は燃えます。しかし、燃えるからといっても必ずしも火に弱いわけではありません。 木材が燃焼すると表面の少し内側(の空気が接していない部分)に炭化層が形成されます。この炭でできた層は燃焼によって発生した表面上の熱を周囲に拡散し、内部に熱を伝えにくくし、内側への燃焼の進行を遅らせるのです。 そして、加熱による強度の低下がありません。燃え尽きる事がないからです。逆に鉄(材)は加熱されると時間と共に強度を急激に落としてしまいます(700℃で強度は半分)。

断熱性

木の内部構造は小さな細胞の集合体です。この細胞内に空気をたくさん含んでいるので、熱伝導率が非常に小さく、優れた断熱性能を発揮するのです。

人に優しい・心に優しい

紀州の木材にこだわった構造材|新宿の工務店大栄工業木の持つ優しさは我々が人として誕生してから、自然と接することで身につく感性ではないでしょうか。木々に囲まれた森林などに行くとなんだか、清々しい気分になります。これは樹木から発せられるフィトンチッドと云う香り成分です。このフィトンチッドは自律神経に作用して、血圧を下げたり脈拍を落ち着かせるなどの効果があります。檜は精神安定効果、杉は脳の働きを活発にする効果があると言われています。

紀州材とは

紀州の木材にこだわった構造材|新宿の工務店大栄工業紀州とは一般的に三重から和歌山、奈良ぐらいまでの大きなエリアを指しますが、木材の産地と言う事であれば、和歌山県一帯で吉野(奈良)、尾鷲(三重)といった銘木の産地の間にあります。特徴は降水量が非常に多く、気候、地形、土質が杉・檜の育成に適している事。その昔から、杉は樽酒・檜は柱用材として知られていたように年輪が細かく間隔のそろった「目込み材」を育てていたことが挙げられます。もちろん、江戸城の大改築を始め、多くの神社仏閣の建立に用いられました。
木材はたわみ・歪み(簡単に言うと硬い・柔らかい)を表す曲げヤング係数(率)と外からの力(曲げ・圧縮・引張り)にどれだけ耐えられるかを表す強度で示す事ができます。
紀州材は科学的な数値でも全国標準を超え、集成材よりも高い数値を取っています。

ヤング係数 圧縮 引張り 曲げ せん断
紀州産(杉) E90 28.2 21.0 34.8 1.8
全国標準(杉) 17.7 13.5 22.2 1.8
集成材 E95-F315 26.7 22.7 33.4
紀州産(檜) E110 31.2 23.4 38.4 2.1
全国標準(檜) 20.7 16.2 26.7 2.1
集成材 E120-F375 26.7 22.7 33.4

(単位:N/mm2)

上記のようにヤング係数では同等以上ですが、個々の数値は確実に上回っています。紀州産杉は産出量の50.0%がE90。産出量の91.5%の檜がE110。

山長商店

紀州で江戸時代末期より林業を営む会社です。
当社では構造材は全てこちらから仕入れます。山長商店は約5,000ヘクタールの自社所有林を持ち、植林から伐採、製材、プレカットまでを一貫した管理体制の中で行ないます。一本一本検品し、選別された樹齢50年(※)以上の優良材のみが建築用構造材として直送されます。産地直送と品質管理でトレースルートが可能です。家の柱がどの場所で育っていたかが分かります。

紀州の木材にこだわった山長商店の構造材|新宿の工務店大栄工業※)長い年月を掛けて育った材は目の詰まった強度の強い材です。同じ大きさでも早く育った木は目が詰まらず、強度的にも弱い材となります。時間を掛けて、手を掛けた山長の木は大変、評価が高いのです。

 

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