新宿区若葉 木戸補修
2020年10月16日
先代より大事に使われている門の木戸。
ただ、下の方が雨などによる影響で木が腐食し始めています。
今回はその部分を補修です。
補修といっても交換するのではなく
今回は銅板を巻き付けていきます。
これは古くからある方法で、神社仏閣などの木造の古い建物の木の柱には
同じように銅板で巻いたものがたくさんあります。
雨がかかり、周りの雨が跳ねてまたかかったりと雨水の影響を受けやすい部分なので
銅板をまいて保護します。
銅板は経年変化によって、取付当初のピカピカはなくなり、木に近い色あいへと変わっていきます。
こういったことも、銅板使われてきた理由だと思います。
先人の知恵は流石です。
で、できあがったのがこちらになります。
家を大事に長持ちさせる。こういったことに少しでもお手伝いができれば
我々としても嬉しいことです。